いとこの結婚式、歌う為に僕がマイクを持つと〜というこのくだり、これは1925年にアメリカで出来た超有名なキャッチコピーです。
僕がこのキャッチコピーを知ったのは10年前。
しかし、そのまた10年前、つまり僕が24歳のは時に同じ事が、自分の身に起こっていました。
父方、同い年のいとこの結婚式、僕はいとこに頼まれ、お祝いに歌を披露する事になっていました。
僕は、いとこの中でも年下、ミソッカス。
同じ年で同じミソッカスのいとこの結婚式とはいえ、そこで親戚代表で歌を披露するのは、周りの親戚の大人からしたら大事です。
「大丈夫か?緊張しない?」
「結婚式は一生に一度のものだから、頑張れよ。」
「とりあえず、呑め、呑め 笑。」
親戚は次々に笑いながら、僕に声をかけます。
酔っている事もあり、冷やかしもあり、思いやりもあり、といったところだったのでしょう。
その当時の僕は親戚はおろか、両親の前で歌を披露するのも初めてでした。
しかも、ビデオ(当時はビデオでした)での記録が一生残る大一番。
確かに、オオゴトです 笑。
宴もたけなわ、大トリに僕が紹介されます。
場所は目黒雅叙園、招待客は300人の大会場。
皆さんご存知のミソッカスの登場に、冷やかしと盛り上がりは最高潮を迎えます。
バラードのイントロが流れても冷やかしはまだ収まりません。
僕はたっぷりと息を吸い、いつも通り歌い始めました。
収まる冷やかし。
広がる緊張。
訪れる静けさ。
僕は、今まで学んできたボイストレーニングでのテクニックを駆使し、精一杯の気持ちを込めて歌いあげました。
歌い終わった瞬間、会場にはじける割れんばかりの拍手と歓声。
「ありがとうございます!」
「ありがとうございます!」
僕は皆に頭を下げ、席に戻りました。
しかしまだまだ、どよめきは収まりません。
僕のテーブルには、二重の人垣が出来、次々に皆がビールを勧めます。
式が終わっても主役そっちのけで絶賛される僕。
ついでに褒められる僕の両親 笑。
僕はあの時初めて「ボイトレを受けていて良かった」と本気で思いました。
親戚には音楽関係の仕事をしている人は1人もいない僕。
決して才能があった訳ではありません。
日々のボイストレーニングが、身を結んだ瞬間でした。
そして、それは僕がミソッカスではなく、1人の人間として親戚から認められた事を意味しました。
初日、レッスンを受けに行った時にめちゃくちゃビビった事、場違い感を感じた事を懐かしく思い出しました。
あなたにも、こんな瞬間がもちろん訪れます!
必ず、上手くなります!
「必ず」です!
カラオケは今となっては、避けては通れない必須の社交の場です。
苦手だからといって、歌わないとシラけるし、誘う方も気を遣うし、嫌々参加して、嫌々歌っているあなた。
それが、思う通りに歌いあげ、時にはヒロイン(ヒーロー)に、時には意図的に名脇役になれたら素晴らしいと思いませんか?
なれます!
必ずなれます!
「必ず」です!
何故なら、ボイストレーニングは誰もが、ボーカルテクニックを身につける為に作られたものだからです。
例外なく、やった分だけ成果が出ます。
更にボイストレーニングで訓練された声は、考えがつかないところまで良循環をもたらします。
重要なプレゼンの時には、説得力のある声となり、あなたを後押しします。
何か仕事を頼む時には、優しく深い声となり、仕事で疲れた相手の心を癒します。
愛しい人と親交を深めたい時には、あまく相手に語りかけ、2人の距離を縮めます。
更に、ボイストレーニングは有酸素運動と同じく、身体全身を使うので、血流のよどみを解消し、健康にも良いです。
お腹から声を出す事で、スカッとストレス解消になります。
そして、更に、腹式呼吸を使ったボイストレーニングは、女性に嬉しい、男性にも嬉しいダイエット効果も期待できます。
さて、冒頭に書いた「男性→2位 38%、女性→2位
21%」の数字、何のパーセンテージを表したモノかお分かりになりましたか?
実はこれ
「男性が女性に好意を持つ要素 第2位→『声 』38%」
「女性が男性に好意を持つ要素 第2位→『声 』21%」
という数値でした。
ちなみに男性が女性に魅力を感じる要素第1位が見た目で55%、女性が男性に好意を持つ要素第1位が匂いで36%だそうです。
この結果、お分かりでしょうか???
声に無頓着なだけで、男性は21%、女性は38%も損をしているという事です!
髪型や洋服はこれだけ気を遣っているのに。
しかし、これは逆に考えれば、ボイストレーニングを受ければ、男性は21%も、女性は38%も魅力的になれるという事です。
良循環ばかりですね。
ウソみたいですが 笑、ホントの話です。
頑張って身につけても実際に使う事がほとんどない英語よりも、ボイトレは圧倒的に普段の生活の中で必要な要素になっていますね。
苦手を得意に。
苦痛を快感に。
小さな成功体験の積み重ねが、あなたに自信を持たせてくれます。
あなたのセルフイメージは日々高まり、歌をキッカケにして、歌いだけではなく、何事においても自信満々の毎日が送れる様になります。
そんな素晴らしいあなたになる為のお手伝いをさせていただきます。
最後に質問です。
「あなたは、その素晴らしくなった歌を誰の前で歌いたいですか?」
キルビルPainB.B.