作詞について

今回のテーマは「作詞」についてです。

前回の「作曲」の投稿からの流れになります。

作詞は非常に奥深い世界だと思います。

作詞、作曲を共に手掛ける方の多くが「作詞の方が苦手」と言われます。

自分が持つ心の柔らかい部分をさらして表現していかないとイケナイ部分もしんどいんだと思います。

その上で、皆が分かる言葉で、皆が分かる事を、皆とは違う角度で表現しないとイケナイ。

ベタな事をトリッキーな角度で表現する、と言いますか。

攻めないと無味になってしまい、攻めすぎると飲み込んでもらえなくなってしまう。 

周りの人に受け入れてもらわないと成り立たないのに、皆に好かれようとすると成り立たなくなってしまう。

自己主張は必要なのに、自己満足ではイケナイ。 

他者共感は必要なのに、八方美人はイケナイ。

人を傷付ける為に描く訳ではないのに、人に嫌われる勇気が必要になる。 
 

必要なのは、バランスですね。

良いバランスにする為には、優れた歌詞を読む事と、純粋な読書と、沢山泣く事になるそうです。

作詞は歌や役者さんや芸人さんと同じく、丸腰の芸です。

すごく近くに在るのになかなか極まらない。

だからこそ素晴らしい歌詞には心を揺らされるんでしょうね。

素晴らしい歌詞を書きたい場合は、沢山素晴らしい作品に接して、沢山感動しましょう🎤😊