音の当たり

今回のテーマは「音の当たり」です。

これまでの投稿で、低音域から高音域までの発声をお伝え致しましたが、音域が低音から高音に移動する時に音の響きやすい場所が変わります。

低音が鎖骨の間からはじまり、中音域では眉間、高音では頭という流れになります。

各音程事に声を効率良く響かせる共鳴ポイントが少しずつ上に上がっていく事になります。

いずれにしても、腹式呼吸で息をたっぷりと吸って、その息をコントロールしていく事が大前提になります。

最大限に息を吸い、息と声の割合を 1 : 1 にして、胸から上の力を最小限にする事で、各音域で最良の響きが出せる様になります。

と書くと、面倒くさく感じるかも知れませんが、自動車の運転と同じです。

最初は、キーをどこに刺して、シートベルトをして、ウィンカーを出して、目視して、とか考えながら行っていたのが、いつの間にか考えなくてもスムーズになっていく感覚です。

なので、慣れるまでは、ひとつひとつ確実に行う様にしてみてください🎤😊