ドキュメンタルの学び

今月から毎週金曜日に配信が開始された「ドキュメンタル シーズン4」で爆笑しているキルビルでございます。

以前も取り上げましたが、ドキュメンタルはダウンタウン松本さんプロデュース。

参加費100万円、優勝賞金1000万円。

10人の芸人さんが制限時間6時間以内に他の芸人さんを笑わせ、自分が最後まで笑わなければ勝ちというルール。

このルールに僕は芸事の真髄を見ています。

芸人として同業者を笑わせたい。

松本さんにも視聴者にも良いところを見せたい。

しかし、笑いを取りに行く時程、笑わせられる可能性が高い。

そもそも、笑わない為だけに、ガードを固めて6時間待つだけという人間は、プロとして価値はあるのか?と。

これらは我々シンガーに当てはまると思います。

同業者を自分の歌で感動させたいし、周りの人達に良いところを見せたいし、平凡な歌では心に残らないし、批判される事を恐れてガードを固めるだけのシンガーにはプロとしての価値は無いですもんね。

ドキュメンタルでは、イロイロな思いが交錯しつつも、参加者皆さんが攻めに出ます。

その結果爆笑が生まれます。

爆笑した後、汗を拭きながら、自分の事に置き換えて唸ってしまいます。

いつでも参加費100万円を出せるのと同様の心の準備は出来ているか?

皆に好かれようとして、カドが取れていないか?

攻める事が出来ずにガードを固める毎日になっていないか?

我が事に置き換えると、何事も勉強になりますね。

2017年M-1覇者 とろサーモン の久保田さんは、ドキュメンタル シーズン1に参加しておりました。

治験バイトに参加して100万円を捻出したと言っていました。

この時から、とろサーモンのM-1優勝は決まっていたのかもしれないですねぇ😊