柄本家のゴドー

本日「柄本家のゴドー」というドキュメンタリー映画を見ました。

柄本佑と柄本時生の天才兄弟が演じる「ゴドーを待ちながら」を、2人の父親で天才俳優柄本明さんが演出するという舞台に密着した作品。

柄本明さんと角替和枝さんの元に生まれ、周りの期待に応える形の俳優に成長した柄本兄弟の究極の挑戦を描いている、非常に奥深い内容でした。


「絶対に理解出来ないを理解する」という言わば「禅」の世界でした。


「生まれる」とは!?

「死ぬ」とは!?

「生きる」とは!?

みたいな雲をつかむ様な話でした。


我々シンガーを含めた表現者の極みは、こんな世界なんだと思いました。

考えているうちは出来ないけれども、考えなければ辿り着けないという。


本来ならば歳を重ねた時に辿り着いているのが理想の領域なんだと思います。


表現者は皆、観るべき作品です。


何度も観ないといけない作品でもあります。

時間がある時にまた観たいと思います😊