純正イヤフォン

僕は音にこだわりがある職業でございます。

決まったウォークマン、決まったイヤフォンしか使いません。

ワイヤレスはもちろん使いません。


スタイリッシュですしね。

流行りですしね。

憧れは大きいんですが。


ワイヤレスは高音域と低音域が削られ、中音域のモコモコした音しかなくなりがちです。

低音域と高音域が生命になるヘビーメタル 。

それを専門用語で「ドンシャリ」と表す程です。

ドンシャリが無くなるイヤフォンは、いくらスタイリッシュでもストレスが溜まってしまうのです。


結果、ワイヤードの純正のイヤフォンしか使用しません。


どうやら世の中に数あるイヤフォンの中で唯一フラットなバランスで音を伝えてくれるモノなんだそうで。

純正品以外は数百はある全てのイヤフォンには、重低音であるとか、臨場感があるとか、何らかの味付けがされているらしいんですが。


我々作り手としては、先ずは我々がお届けしたかったフラットな音でお聴きいただきたいんです。

その後に重低音にしようが、サラウンド機能を使おうが良いんです。

でも、最初の1回はコショウもニンニクもトッピングせずに食べていただきたいなと。


そんな作り手の気持ちが分かるので、僕はフラットで聴ける純正品を使うのです。


ちなみに本日、その純正品のイヤフォンが壊れました。

ストックしてあった次の純正品を引っ張り出して、フラットな音を楽しんでおります。

次のストックを買っておかなきゃと考えるキルビルでございました〜😎