3週連続の緊迫感

いや〜しかし、今週の「鎌倉殿の13人」もお見事でした。

最初のコメディ満載だった北条家も今は昔。

とんでもない緊迫感が3週連続で張り詰めておりました。

細かく張り巡らされた場面展開とトラップが我々視聴者を襲います。

上総介が粛清されて以来、もはや何が起きても不思議では緊迫感。

逃す、逃げる、殺す、生かすが複雑に絡み付き、大河史上最高レベルの恐怖が我々の目を釘付けにします。

この緊張感がまさか3週も続くとは思いませんでした。


来週は更に前半戦の最大の見せ場、壇ノ浦の戦い。


来週もこの緊張感が続くのか?

それとも分かりやすいチャンチャンバラバラになるのか?


三谷さんなので今までに見た事の無い壇ノ浦の戦いになるんでしょう。


正に三谷幸喜という脚本家の本領発揮なんでしょう。

各話の演出の方も素晴らしい。


上総介が粛清されるシーンでは小栗さんは撮り終わるまで、現場の細かいチェックをしなかったそうです。

上総介が殺される事が分かっているメンバーと、それを知らないメンバー。

粛清される上総介。

近寄る小次郎。

「これ以上近付けばお前も切る」と凄む頼朝。


それがどこからどういう風に撮られていて、どういう場面になるかは、北条義時として演じる為に敢えて知らないで撮影に臨んだそうです。

いずれにしても、日本最高峰のぶつかり合いでとんでもないでっかい「解」が叩き出されております。

次回もめちゃくちゃ楽しみです〜😎