栄枯盛衰

最近、YouTubeの総再生回数が落ちてきているそうですね。

2019年辺りは風雲上り龍のごとくメキメキと音をたて、伸びまくっておりました。

次々と新しいYouTuberが登場し、テレビでは実現不可能な動画を連発させ、ますますのテレビ離れとYouTube時代の到来を感じさせるのには十分な勢いでした。


そのYouTubeがここ最近凋落の一途だそうです。


にわかには信じがたいです。

その理由は人気YouTuberのネタ切れとマンネリ化にあるそうです。

老舗トップYouTuberの方々はチャンネルを始めて10年以上経ちます。

テレビならば深夜番組ですら、3〜4人の放送作家さんがかかりっきりになり、次週のネタを考えます。

それでも10年も続く番組は稀です。


それがYouTuberさんの場合は、1人でネタを考えます。

週に2本アップする方も多く。

10年も続けばネタ切れになるのは必然なんだと思います。


しかも新規YouTuberの人達も、売れる為にはと老舗YouTuberの模倣になりがちです。

新鮮味が無くなるんですね。

Googleが急激に法整備をしたのも逆効果になっているんだと思います。



加えて違法アップロードとされるテレビ等の動画も過去の物を挙げていくと、そちらも情報過多になるという。

正しく我々はバブルが弾ける瞬間に立ち会っているのかも知れません。


YouTubeがブームを迎えて、ネットゲームの売り上げが落ちたそうです。

これからはゲームが少し盛り返すのかも知れません。


YouTubeの総再生回数が落ちてもテレビが息を吹き返すとは考えにくいのが少し切ないですね。

テレビの敵はYouTubeではなく、現在消費者に漂う潔癖感なんでしょう。


YouTubeはバブルが崩壊しても文化としては間違いなく残るでしょう。

我々ミュージシャンも上手にYouTubeと共存していかねばなりません。


勉強になる出来事でした〜😊